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2015年6月23日 (火)

聴診器でテロと闘う(20)

6月上旬に、クルド人自治区のドホークやヘンケの難民キャンプに行った。
イラクにはクルド人が700万人住んでいる。
クルド人の多くはスンニ派である。
ペシュメルガという治安部隊が強いため、ISの侵入をぎりぎり防いでいる。
そのため難民が押し寄せ、すでに100万人以上が流入している。
国連が作ったキャンプに入りきれず、建設中の建物などに個別避難している状態だ。
JIM-NETは水が足りないところに給水車をまわしたり、食糧の炊き出しをしたりしながら、
医療的支援も行っている。

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イラク中央政府からの送金が滞っており、病院では増加する患者に対して薬が足りない。
ぼくたちが7年間支援しているアルビルのナナカリ病院でも薬が不足しつつある。
公務員の給与も滞っているという。
問題が山積みのなかで、日本の支援が期待されている。

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