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2015年6月29日 (月)

絵や映画でテロと闘う

先週、「世界難民の日に考える中東のいま」が青山学院大学キャンパスで開かれ、
多くのJIM-NETサポーターらが参加した。
いま、世界中に難民が5900万人いるという現状を考えるきっかけになればと思っている。
ワークショップ「つくってみよう中東地図」では、会場のみなさんに参加してもらい地図を作製。
中東への関心や理解が深まると、とても好評だった。

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その後、活動報告をした。
「亀も空を飛ぶ」のクルド人映画監督バフマン・ゴバディは、難民キャンプで子どもたちに映画作りを教えた。
12~15歳の少年少女がつくった短編映画は、まさに子どもたちが見た現実を映している。
子どもたちがカメラを向けると、ISに捕まった少女がつらい胸のうちを話してくれたりする。
包帯をまいて生活している家族を撮った少年もいる。
眼鏡が壊れれば、眼鏡をつくることができずに不自由ななかで生活する、キャンプの生活も描かれる。

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JIM-NETの佐藤真紀事務局長はキャンプに入ると必ず、子どもたちに絵の具やクレパスをかして絵をかいてもらう。
すごい絵がたくさん残り、その一部がチョコ募金の缶になったりする。
ぼくは聴診器でテロと闘うが、佐藤真紀さんは、イラクの子どもたちの絵でテロと闘っている。
暴力が子どもたちに暗い影を落としてる。
その子どもたちに光を当てるには、芸術や文化にふれさせ、傷ついた心をいやす回路をつくる必要があると思う。
暴力で暴力は解決できない。
心に働きかけることが、大切なのである。

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