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2015年7月 1日 (水)

ISのある世界を考える(35)

アフガニスタンを中心とした過激派タリバンがISに警告している。
「アフガンの聖戦は、一つの旗印の下に戦わなければならない」
一方、ボコハラムが無政府状態に陥らせているナイジェリアの隣国チャドでもテロがあった。
ISが抑えていたシリア北部のテルアピヤドは、クルド人組織が制圧した。
ここはトルコと接している場所。
トルコ人はシリアのアサドもやっつけたいが、クルド人が強くなることも異常に嫌っている。
少し離れたコバニも、クルドがISから奪還した。
クルドが実に強い。

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イラクのティクリートは、イラク政府軍とクルド軍、トーア派民兵で協力してISから奪還した。
しかし、ラマディが再びISに取られたとき、イラク軍は戦わずして逃げたといわれる。
このイラク政府軍に影響力をもっているといわれている前首相のマリキが、
権力を奪われた腹いせに、イラクを混乱させるために戦わず逃げるように仕向けたという噂もある。
戦うときに、宗教宗派、民族を超えたチームワークがないと、ISを放逐することは難しい。

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