イラクで教えられた戦争という名の地獄
イラク戦争に反対してきた。
戦争によって、イラクはめちゃめちゃになり、いまだにISが暴れている。
クルド人とアラブ人の反目、シーア派とスンニ派の反目がある。
そのイラク戦争に、日本も「人道復興支援活動」という名目で5480人の自衛隊員が派遣された。
そのうちの21人が在職中に自殺していた。
小泉首相は「サマワは安全だ」と、自衛隊を送った。
しかし、安全な戦場などないのである。
日本は集団的自衛権を使って、同盟国の後方支援をすることになると、自衛隊員のストレスはもっと大きくなるだろう。
さらに自殺者が増える可能性がある。
アメリカがアフガニスタンとイラク戦争に派遣した兵士のうち、
440万人がPTSDになった。
5人に一人が精神を病んでいることになる。
毎年、アメリカの兵士たちは200人前後が自殺している。
イラクの子どもや若者が傷つくだけでなく、勝った側のアメリカの兵士も傷ついているのだ。
戦争は地獄である。
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