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2015年8月14日 (金)

ハウラさんら帰国

イラクからJIM-NETのスタッフであり院内学級の先生であるイブラヒムさんと娘のファーティマさん、チョコ募金のときに花の絵を描いたハウラさんが来日。
北海道や長崎、東京でイベントに参加し、平和の大切さを訴えてきた。

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ハウラさんは白血病を克服した。
ファーティマさんは母親を白血病で亡くした。
ファーティマさんの母親は妊娠中に白血病であることがわかり、双子の姉妹を産んだ直後に治療を開始したものの、助からなかった。
イラクには、白血病や小児がんが目立ち、過酷な人生を余儀なくされている子どもたちが多い。
11年前に始まったイラク戦争のツケが、いまイラクをたいへんな状況に追いやっている。
戦争をしていいことなんて、何もないのだ。
その国で必死に生きる若者たちを、これからも支援していきたいと思う。

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猛暑の日本に来た3人も、そろそろ帰国のとき。
写真は、お別れ会の様子だ。
「ハウラの赤い花」という絵本が出版されたのをきっかけにできた歌をうたったり、
料理を食べながら、スタッフと別れを惜しんだ。

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