鎌田劇場へようこそ!(232)
ミュージカル「100万回生きたねこ」を見た。
絵本は210万部を超えるロングセラー。
それをイスラエルの芸術家インバル・ピントとアプシャロム・ポラックが演出、振り付け、美術、衣装を手がけた。
イスラエルはコンテンポラリーダンスのメッカ。
ダンスがすばらしい。
白猫役の深田恭子は、なかなか見事なもの。
成河(ソンハ)のダンスもすばらしい。
死ぬことができる、というのが大事だと思う。
命は一回勝負。
100万回生きたねこも、白猫と出会って、本当の愛を知り、やっと永遠の死にたどり着く。
ダンスはときおり、静寂を作り出す。
その静寂に、ふと自分の人生を見直してみたりした。
芝居はおもしろい。
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