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2015年10月24日 (土)

鎌田劇場へようこそ!(238)

「裁かれるは善人のみ」
ゴールデングローブ賞受賞、カンヌ国際映画祭脚本賞受賞など、数々の映画賞を受賞した。
人間とは何かが、壮大な映像美のなかで問い続けられる。
たくさんの悪意のなかで壊れていく人間。
一人一人の人間が個性的である。
悪や闇、陰謀が渦巻く。
神はなかなか出てこない。
映画を観終わっても、本当は何が起きたのかわからない。
主人公の自動車修理工が妻を殺していないことだけは確か。
しかし、主人公は15年の刑に処せられる。

Poster2

人間の弱さ、強さ、偏屈さ、愛、憎しみ、孤独。
修理工の若い妻はどうしたら死なないですんだのだろう。
この土地の呪縛から逃れ、自由になることが大事だったのではないか。
人間にとって自由は大事だ。
すばらしい映画である。

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