ノーベル平和賞
ノーベル平和賞がチュニジアの民主対話カルテットに与えられた。
が、チュニジアの市民は冷めた反応という。
失業率は40%。
3月、6月とテロがあり、つい最近も国会議員の暗殺未遂事件が起こっている。
アラブの春が次々に失敗し、ひとつでも成功してほしいという願望が込められた受賞なのだろう。
2009年のオバマ大統領は、プラハの演説で核軍縮を訴えただけだった。
その後、彼は何もしていない。
1974年の佐藤栄作もそうだ。
彼の保守的な行動で、国民やマスコミから批判がでたとき、「核兵器をもたず、つくらず、もちこませず」という非核三原則を打ちだした。
にもかからわず、核を配備した米軍艦船が寄港、通行するのを見て見ぬふりをした。
シュバイツァーやキング牧師、マザー・テレサももらっているが、
あまり平和に貢献しない人にも、ときどき間違って与えられてしまう賞のようだ。
本当にふさわしい人に与えられる賞であってほしい。
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