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2015年10月23日 (金)

心配な森林火災

今年4月からチェルノブイリ原発の30キロゾーン内で、大規模森林火災が繰り返されている。
放射線のモニタリングポストの数値は「多くは上がっていない」とウクライナ政府は発表しているが、
信用していいかわからない。
セシウムが基準値の10倍に達した地域もあるという。
4年ほど前にも、ロシアとベラルーシの国境で森林火災が起きた。
このときもロシア側からは大気中の放射性物質について、きちんとした発表はなかった。

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チェルノブイリ原発の30キロ圏内には、1991年から4回ほど入った。
許可を取って、施設内にも入ったこともあった。
そのとき原発を管理するシステムの説明を受けたが、最も多く人員を割いていたのが消防隊員であった。
汚染された森林が燃えると、放射性核種が空に舞い上がり、新しい汚染を引き起こすからだ。
山林の汚染については、福島第一原発も同様の問題を抱えている。
森林火災については24時間制で、多くの人員を配備していたにもかかわらず、火災が起きている。
ウクライナ政府はもともと管理する能力が低いところへ、ウクライナ東部の問題に頭を悩ませ、汚染の森の管理がおろそかになった可能性がある。
心配である。

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