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2015年11月25日 (水)

性同一性障害

性同一性障害の経産省の職員が、国に約1600万円の損害賠償と処遇改善を求めて提訴した。
戸籍は男性だが、心は女性である職員は、日常、女性の衣服を着、女性として仕事をしている。
問題は、トイレ。
女性のトイレを自由に使えないことで悩み、うつ病になったという。
戸籍の性別を変更する場合は、性別適応手術を受けていることが一つの条件になっている。
今回の経産省の職員は、上司から「性転換手術を受けないなら男に戻るべき」などと言われたそうだが、これはおかしい。

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かつて看護専門学校の校長をしていたとき、性同一性障害(戸籍は男性だが、心は女性)の学生が入ってきた。
彼女は、入学間もなく、クラスメートにカミングアウトした。
つらい気持ちを聞いたことで、理解が生まれた。
それ以来、彼女の「心は女性」という言葉を信じようということになり、
更衣室もトイレも女性用を使うことができた。
看護実習でも理解を得ることができた。
それぞれが前向きに考えていくことで、問題は解決できるはず。
戸籍の性別変更などは法律に明確に規定されるものだが、
職場などの社会生活では、もっとおおらかな対応が必要なのではないか。

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