聴診器でテロと闘う(23)
今日はクリスマス。
キリスト教の文化圏の大切な日だ。
モミの木にオーナメントを飾り付けるが、おそらくキリスト教ができる前から自然崇拝で木をまつる文化があり、それが残ったのかもしれない。
キリスト教が起こる前、ゲルマン民族には樹木信仰があったという話も聞いた。
アラブ世界にもキリスト教徒はおり、教会がつくられ、そこでミサが行われる。
それぞれが自由に信仰できることは平和を意味することになる。
12月17日、ヨルダンの外相が来日し、談話を発表した。
イスラム教徒としてISとの戦いに勢いをつけようという意図から、イスラム軍事同盟がつくれられている。
サウジアラビアを中心に34か国で結成された。
しかし、これは「軍事的側面よりもイデオロギーの戦い」という。
地上軍の戦いは、シリアやイラクが担うべきといいながら、
イスラム教を冒涜するISに対し、イスラム諸国が学者や宗教家からの活動を通して、イデオロギーで対抗する必要があるという。
軍事でねじ伏せるのではなく、同じイスラム教徒としてISの考え方が間違っていることを訴えていく必要があるということである。
これぼくが主張してきたことと近い。
ISと同じスンニ派の国が、ISの存在を認めないということを表明し、ISにわからせていくことが大切である。
今は穏やかなキリスト教徒も、かつて十字軍の時代、
「死んでも天国へ行ける」と妄信的になり、エルサレムを目指した。
人間にとって信仰とは、無理に止めさせることができないものだ。
だからこそ、他者の信仰に寛容であることが問われているのだと思う。
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