難民キャンプでおでん屋台
アルビルの難民キャンプで、「元気にふるさとへ帰ろう」と健康づくり運動を呼びかけてきた。
難民キャンプの生活は単調になりがちだが、できるだけ運動をしよう、
野菜をたくさん食べよう、と呼びかけた講演会はとても好評だった。
ぼくたちJIM-NETでは、農園をつくり、そこで野菜をつくることをはじめた。
難民キャンプの人たちに協力してもらい、わずかだが謝礼も払う。
仕事があることは、精神的な安定につながる。
生きがいにもなるかもしれない。
もともとアルビルの城の前のダウンタウンでは、夜になると屋台がでて、
蕪のスープが売られる。
ナツメヤシで味付けをしているのでやや甘い。
そのスープに蕪だけでなく、がんもどきやこんにゃくなどを持って行って、
日本式のおでんを食べてもらいたいと思っている。
この屋台を10台注文したが、
まず一台目は鎌田の支援からスタートした。今年の暮れから正月にかけて現地に赴き、この屋台の運営についても話し合ってくる。
あたたかいアラブ風おでんを、現地の人に食べてもらえると考えると、今から楽しみだ。
◇
シリア難民やイラクの子どもたちの支援のため、
多くの方々にチョコ募金で応援をいただいていますが、
こちらの農園と屋台のほうも、ぜひ、ご協力をお願いします。
JIM-NETにご寄付いただく場合、「農園と屋台の応援」と書いていただければ、
その目的で使用したいと思います。
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