聴診器と愛で闘う
毎日新聞で隔週水曜、「さあこれからだ」という連載をしている。
今週は、世界で起こっているテロについて書いた。
この記事を読んだ方からだろうか、JIM-NETの電話が鳴り続け、メールからもファクスからもチョコ募金の申し込みをいただいている。
電話受付から1週間で、すでに7万個を超えた。
スタッフはうれしい悲鳴だ。
多くの人たちが、ぼくたちの平和を目指す方法に賛同いただけたのだと思う。
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シリアとイラクのモスルに入ったISの外国人戦闘員は、昨年6月で1万2000人だったのが、現在は3万1000人に増えているといわれる。
ISが抑えている石油関連施設は、有志連合の空爆を受けながらも月100億の収入を生み出し、人と武器を増やす資金源になっている。
リビアのシルトを制圧したISは、商店を登録制にし、約1万円の納税を押し付けはじめた。
ヤクザのショバ代のような感じである。
リビアは石油埋蔵量が多い。
ISがこの広い領域を制圧すれば、さらに大変なことになる。
もはやシリアのISを空爆すればなんとかなるというものではないのだ。
先日は、アフガンの空港で、タリバンが奇襲をし、政府軍と交戦した。
そこらじゅうで過激派が暴れはじめた。
空爆だけでは解決しないことははっきりしている。
必要なのは、いま傷ついている人を助ける人道支援なのである。
必要なのは、いま傷ついている人を助ける人道支援なのである。
まだ読んでいない方は、ぜひお読みいただき、シリア難民やイラクの子どもたちを救うチョコ募金にご協力ください。
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