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2016年2月15日 (月)

元気シニアを介護の担い手に

60歳以上の人口は約3900万人。
そのうち3300万人は元気なシニアだという。
「まだまだ働きたい」「社会の役に立ちたい」という元気なシニアは多い。
一方、介護スタッフは2025年までに100万人が不足するといわれている。
ヘルパー二級や介護福祉士の資格をもった人が働いているのは、15%にとどまるという数字もある。
「かい援隊本部」は、人手がほしい施設や在宅介護のNPOなどと、少しでも働きたいというシニアをマッチングする。
介護スタッフだけでなく、車の運転でもいい。
年齢制限はない。
体力的に一人分の仕事がむりでも、二人一組でシフトに入る。
一日おき、あるいは週2~3日など、働き続けることで、生きがいにもつながるのではないか。
ぼくは、この「かい援隊」のリーダーになった。
若い人の介護人材を集めるのは大切なことだが、難しい。
イケメンの介護士の写真集を出すなどして、介護はダサクないとアピールしているところもある。
だが、元気シニアたちが無理なく、介護の担い手として参加できれば、人手不足の解消とともに、介護予防にもなるのではないか。
とにかく、少しでもシニアの働く場を確保することが大事、と代表の新川さん。
高齢社会での果たす役割は大きい。

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