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2016年3月 2日 (水)

カマタの怒り(20)

40年廃炉ルールが骨抜きに
原子力発電所は、運転開始から40年で廃炉にするという「40年ルール」。
脱原発に向けた流れをつくるものだ。
「圧力容器が中性子の照射で劣化する目安」を40年とし、当時の民主党政権下でこのルールが決まった。
しかし、運転開始から40年以上経つ高浜原発1、2号機(関西電力)が、原子力規制委員会の新規制基準に事実上合格し、
この40年ルールが骨抜きにされようとしている。
納得できない。
福島第一原発事故でこれほど苦しんでいるのに、まだ脱原発へと舵を切れない。
とんでもない国である。
この40年ルールで、美浜原発の1、2号機(関西電力)は廃炉になった。
発電効率の低い小さな原発であったため、切りやすかったのではないか。
廃炉にするにも莫大なお金がかかる。
老朽原発でも稼働できれば、経営上助かるのだ。
こういう打算的な考え方だけをしているから、いつまで経っても脱原発はできない。
日本が世界のリーダーになっていくには、すぐれた技術で新しいクリーンなエネルギーを確立していくことが大事なのだ。
40年ルールを守ると、時間の経過とともに原発は廃炉になっていく。
廃炉のために、莫大なお金がかかる。
結局、原発はつくるときにも、原発立地の市町村にお金を注ぎこむなど、莫大なお金がかかり、廃炉にするときにも莫大なお金がかかる。
しかも、使用済み核燃料は行き場がない。
そんなどうしようもない問題を国民に見せないために、
問題解決を先送りにして、できるものなら続けていこうということなのだろう。
とんでもないことである。

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