聴診器でテロと闘う(50)
バスラのジャナン先生は、25キロ離れたところから、車を運転してきている。
女性一人で車を運転するのはとても危険な行為だったが、今は大丈夫だ。
治安は少しずつよくなっている、とジャナン先生は言う。
「経済も、まあまあ」
しかし、「子どもたちの心は壊れ始めている」
若者たちには、麻薬が広がっている。
クウェートやイランから麻薬が入ってきているらしい。
今までイラクでは、フセインがすべてをコントロールしていた。
フセインが怖くて、薬物どころではなかった。
その足かけが取れたのはいいが、若者たちが突然、自由になり、自分をコントロールできずに薬物に手を出している。
これを何とかしなければいけないという。
一時期、警察が腐敗しているとか、賄賂が横行しているということはあったが、
それは、お金があったときの話。
問題は政府の能力だ。
政府が本気でやる気になれば、薬物も止めることができるはずだとバスラのドクターたちは言った。
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