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2016年4月30日 (土)

鎌田劇場へようこそ!(266)

「シチズンフォー スノーデンの暴露」
元CIA職員で国家安全保障局NSAの職員をしていたエドワード・スノーデンが、アメリカのスパイ行為を世界に告発した事件。
世界中のニュースになったが、すでにドキュメンタリー作家のローラ・ポイトラスが香港でスノーデンの言葉をドキュメンタリーにした。
国家を告発する、彼にはどんな覚悟があったのか。
彼は勇気を奮い立たせて、自分の名前を公表し、政府がどのように国民の電話やインターネットを盗聴していたか暴露する。

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インターネットは、だれでも自由に発言できるという意味で、一人ひとりの人間を自由にするはずのものだった。
しかし、探ろうとすれば、だれが何を言っているのか、何を検索したのか、だれと会っているのか、すべてわかってしまう。
敵対する人間の知られたくない事実を新聞や週刊誌にリークすることで、その人間を悪に仕立てることだってできてしまう。
自由を守るには、プライバシーを守ることが大事なのだ。
スノーデンの言葉が、とてもシンプルでいい。
「自分の言うこと、すること、話す相手、想像や愛、友情の表現、そのすべてが記録される世界にぼくは住みたくない」
ぼくも同感である。
インターネットとの距離の取り方を考える時代になっているのは間違いない。
知らない間に監視され、コントロールされる可能性があるのは、この映画をみればよくわかる。

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