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2016年4月 2日 (土)

「青春と読書」で連載中

「青春と読書」(集英社、90円)という月刊の小冊子がある。
そこで、ぼくは「くもり時々輝いて生きる」という連載をしている。
5回目は、「社会的共同親」のことを書いた。
多くの人は対人関係で悩んでいる。
しかも、きょうだい、親子、夫婦の間の悩みが多い。
千春さんは、2度、親に捨てられた。
2歳で施設に預けられた。
母親が恋しくて、都立高校に受かったら同居してもいいといわれ、
がんばって勉強し、合格した。
しかし、母親のところには、見知らぬ男が何人もやってきて、千春さんは邪魔者扱いされた。
2か月で出て行けと言われてしまった。

Photo

「私、生きてていいのかな」
「もう無理」
と思っていたとき、出会いがあった。
ゆるやかな空気があふれている、歌舞伎町にある駆け込み寺にたどり着いたのだ。
新宿の玄さんが、父親的な存在になった。
そんな傷をもつ人たちがつくる新しい家族の形を書いた。
ぜひ、お読みください。

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