「青春と読書」で連載中
「青春と読書」(集英社、90円)という月刊の小冊子がある。
そこで、ぼくは「くもり時々輝いて生きる」という連載をしている。
5回目は、「社会的共同親」のことを書いた。
5回目は、「社会的共同親」のことを書いた。
多くの人は対人関係で悩んでいる。
しかも、きょうだい、親子、夫婦の間の悩みが多い。
千春さんは、2度、親に捨てられた。
2歳で施設に預けられた。
母親が恋しくて、都立高校に受かったら同居してもいいといわれ、
がんばって勉強し、合格した。
しかし、母親のところには、見知らぬ男が何人もやってきて、千春さんは邪魔者扱いされた。
「私、生きてていいのかな」
「もう無理」
と思っていたとき、出会いがあった。
ゆるやかな空気があふれている、歌舞伎町にある駆け込み寺にたどり着いたのだ。
新宿の玄さんが、父親的な存在になった。
そんな傷をもつ人たちがつくる新しい家族の形を書いた。
ぜひ、お読みください。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 鎌田實の一日一冊(442)(2024.11.10)
- 食べて、長生き(2024.10.29)
- 国境を越えて(2024.10.11)
- 命の対談(2024.10.10)
- 鎌田實の一日一冊(441)(2024.10.07)