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2016年6月 3日 (金)

地域包括ケアシステムとは何か12

政府は、2015年を地域包括ケア元年とし、10年計画で日本中に広める考えを表明している。
地域包括ケアとは何か、ほろ酔い勉強会で話した。
救急医療や高度医療があったうえに、地域で健康づくりや在宅介護、在宅看護がネットワークで広がり、同時に、本人が望めば地域で、看取りも行われる。
それを地域包括ケアだ。
つまり、どんな状態になっても、住み慣れた地域で最後まで暮らし続けることができるということだ。

1605201fullsizerender ほろ酔い勉強会の様子

ぼくが、健康づくりや在宅ケア、看取りについて1時間ほど話した後、
みんなが車座になって、自分たちの考えを話し合い、発表した。
市民が主体になることは、とても大事だ。
次々に手があがる。
そのなかに、なんと、40年前のことを語る人もいた。
その人は娘さんがICUに入ったときの話をした。
当時、医師は6人しかいなかったが、そのなかに鎌田もいて、夜中も医師が集まって、娘さんを診たという。
夫が寝たきりになりかかったとき、介護、看護、リハビリのサポートで要介護2から要支援2に改善したという話もしてくれた。
もう何十年も経っているのに、「感謝している」という。
地域包括ケアってけっこうすごい。

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