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2016年8月25日 (木)

カマタの怒り(23)

アメリカの電力業界大手のエクセロンは、赤字に陥った原発3基を廃炉にすると発表した。
アメリカでは、風力など再生可能エネルギーや安価なシェールガスなどによる発電量が増えたことで、
今後10基の原発の廃炉を決めている。
自由主義経済のなかできちんとした競争が行われた結果の、現実の姿がこれなのである。
日本のように政府の資金が原発産業に流れると、矛盾だらけのいびつな構造になる。
日本で次々と再稼働されるというのはおかしい。
もっと世界の流れをみたほうがいい。
10年前、地球温暖化の対策のために原発もやむなしと考えたアメリカですら、
ここへきて10年前の原発10基建設の構想を見直し、半数がとん挫している。
そういう世界の流れを読み間違えたことが、東芝が苦境に陥ったいくつかの原因の一つだと思う。
アメリカの原発子会社ウェスティングハウス・エレクトリックを買収したが、なかなか利益を生み出すことができない。
2030年までに原発65基の受注をめざすと大見得を切っているが、はたしてできるのだろうか。

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