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2016年10月23日 (日)

鎌田劇場へようこそ!(303)

劇団唐組58回公演「夜壺」(作・唐十郎、演出・久保井研と唐十郎)
いつも紅テントに行くと、唐十郎さんと会う。
ディレクターチェアを2つ用意してもらって、2人で並んでみることもある。
今回は、風邪っぽいようで、唐さんは来なかった。
2000年の作品。
唐十郎が得意にしている人形の話だ。
幻想的。
唐十郎の世界はいつも、水たまりやマネキン、ブリキのおもちゃから異世界へ入っていく。
つぶれかかったマヌカンの会社の物語である。
清掃車に吸い込まれるマヌカンの手を救うため、清掃車に手を突っ込みかけた主役の女性、それを救う清掃職員。
会社をつぶして、靴屋をやろうとする。
靴とマネキンの足。
唐十郎のこだわりの世界、異世界へと入り込んでいく。

Photo

赤松由美が好演している。
辻孝彦、藤井由紀も元気。
若い役者たちも育ちつつある。
南智章、奥山ばらば、丸山正吾。
かつての麿赤児や四谷シモンのように舞台にいるだけで客の心を奪ってしまうような役者がでてくるといいな。

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エンディングは見てのお楽しみだが、相変わらずすばらしい。
11/6までの、多くは土日に公演。
ぜひ、ご覧ください。

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