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2016年10月25日 (火)

鎌田實の一日一冊(303)

「男の詫び状」(野坂昭如著、文芸春秋)
吉永小百合や永六輔、吉行和子、瀬戸内寂聴らとの書簡のやりとりが載っている。
「ぼくの言葉を誰かが覚えているかぎり、ぼくは死なない」
野坂昭如は、かっこいい男である。

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「絶筆」(野坂昭如著、新潮社)

倒れてから12年、どんな思いで病気と格闘し、病気とねんごろになり、
それでも日本のことを心配しながら、最後まで無頼として生きた。

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