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2016年11月 8日 (火)

地域包括ケアシステムとは何か67

ラジオ番組「日曜はがんばらない」(文化放送、日曜午前10時~)に、目黒区で認知症カフェを立ち上げた竹内弘道さんにゲスト出演してもらった。
アルツハイマー型認知症の母親を20年近く、自宅で介護した経験がある。
家族会をつくり、支援者の会をつくったりしてきた。
存命中には間に合わなかったが、市民の交流スペースをつくりたいと思っていた。
2012年、母親が亡くなった後、自宅の2階で認知症交流会「ラミヨ」を開いた。
お母さんの名前「みよ」から取っている。
認知症カフェの原点が始まった。
やがて、目黒区や東京都に注目され、NPO法人Dカフェまちづくりネットワークをつくった。
行政の支援を受けながら、いま目黒区内に10か所、Dカフェがある。
ある医療機関にあるDカフェさんまは、目黒のさんまをもじっている。
ネーミングからしておもしろい。
DカフェのDは「ディメンシア」(認知症)という意味だ。
「だれでも」のD、「デモクラシー」のDだでもあるという。
竹内さんは「300円のデモクラシー」と呼んでいる。
参加者はみんな300円をはらう。いれたてのおいしい本物のコーヒーとお菓子がつく。
みる側とみられる側とが水平の関係をつくろうとしている。

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10か所にはそれぞれ特徴がある。
作業療法士がいて、手仕事を教えてもらえてもらえるようなリハビリ工房もあれば、
ケアマネや医師が参加して認知症介護の相談を家族に行えるようなところもある。
ケアマネと知り合いたいというところがあったり、おしゃべりがしたいというところがあったり、
認知症のことをもっと知りたいというDカフェもある。
そんななかでぼくが注目したのは、居酒屋「養老乃滝」のなかにあるDカフェ。
居酒屋が昼、Dカフェをしているなんておもしろい。

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