さださんと南富良野へ
北海道の南富良野へさだまさしさんと、風に立つライオン基金の支援金を届けに行ってきた。
今までめったに氾濫することがなかった空知川が、8月末、台風から変わった温帯低気圧による大雨で氾濫した。
主にトマト栽培をしている鳥羽農場では、11のビニールハウスが根こそぎ濁流にのまれた。
トマトはJAにも出しているが、鳥羽農場のトマトジュースというブランドを立ち上げ、
おいしいと評判になりだした矢先のことだった。
「負けてはいられない。再スタートを切りたい」と、鳥羽さんは言われた。
ある女性のお宅は、床上47センチまで浸水した。
家の中がめちゃめちゃになって、立ち上がれないほどショックを受けた。
だが、ボランティアが泥かきをしてくれたおかげで、自分でも家中きれいにしようと、洗ったり、みがいたりする力がわいてきたという。
床は全部、張り替えないといけいない。
いろんな問題はあるが、負けるわけにはいかないという。
彼女は、イラク戦争が始まったとき、戦争に反対して、「希望」というタイトルでカトレアなどで押し花アートをつくった。
つい最近、また「再生」というタイトルで押し花アートをつくったという。
まさに南富良野の希望と再生を暗示している。
この様子は、11/3、日本テレビ系「ニュースエブリ」でも放送された。
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