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2016年12月19日 (月)

鎌田實の一日一冊(306)

「とうだい」(文・斉藤倫 絵・小池アミイゴ、福音館書店)
灯台と渡り鳥の物語。
灯台は旅をし続ける渡り鳥をうらやましく思う。
でも、嵐の日に、動かない自分が光を発し続けることで、助かる命があることを知る。
絵と文がとてもいい。
4歳くらいから読めると思う。
クリスマスのプレゼントにいいのではないか。

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「えんとつ町のプペル」(にしのあきひろ、幻冬舎)
とにかく絵がすごい。
ごみ人間と少年の物語。
ほんのちょっとの勇気で、真実に近づく。
ぐっとくる話だ。
8歳くらいから80歳くらいまでの人に。

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