聴診器でテロと闘う(64)
アルビルの郊外ダラシャクランのキャンプに行った。
ここにはJIM-NETスタッフのリーム看護師が中心になってつくった手芸クラブがある。
先生は、シリアから逃げてきた女性。
以前、手芸の先生をしており、キャンプの女性たち20人ほどに編み物を教えている。
つくっているのは、帽子。
この帽子はJIM-NETが買い、ナナカリ病院の小児白血病の子どもたちにプレゼントしようと思っている。
ぼくも、お母さんたちにかぶらされ、「とても似合っている」とみんなに言われた。
ここには、アサド政権の弾圧やISから逃げてきた人たちなど、さまざまな事情の人がいる。
みんな帰りたいと言いながらも、帰れる可能性は少ない、ともいう。
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