鎌田劇場へようこそ!(320)
「ラビング 愛という名前のふたり」
プロデューサーは「英国王のスピーチ」のコリン・ファース、監督はジェフ・ニコルズ。
1950年代、白人と黒人の結婚を認めないバージニア州を舞台に、ラビング夫妻の本当の話を映画にした。
ワシントンまで行って結婚し証明書を出してもらったにもかかわらず、婚姻が認められなかった。
彼らは、長い年数をかけて、アメリカの州法を動かしていく。
決して裁判の映画ではない。
愛の物語、感動の話である。
昨年のアメリカ大統領戦以降、白人至上主義者のKKKが力を増大させていると聞いた。
何十年もかけてやっと獲得したはずなのに、歴史を退行させてはいけないと思う。
たくさんの人に、この愛の物語をみてもらいたいと思う。
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