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2017年1月10日 (火)

聴診器でテロと闘う(66)

エイマン君9歳は、モスルの子だ。
以前は、リカア先生が部長をしていた、白血病のセンター病院であるイブンアシード病院で治療していた。
診断、治療したリカア先生について、カラクーシュまで行っていた。
一時期、完全寛解。
骨髄穿刺をすると白血病細胞はゼロであったが、脾臓のはれがとれなかった。
そして再発。
白血病は再発すると厳しい。
骨髄移植をするか、CAR-T細胞療法など特殊な治療をするしかない。
アルビルのナナカリ病院では、CAR-T細胞治療センターをつくろうとしている。

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IS支配下のモスルの病院でも、世界の標準治療のプロトコオルは守られていたようだ。
ただし、一つくらい薬が足りないものがあった。一つ薬が足りないと治療成績はくんと落ちてしまう。
血友病の患者も多くなっている。
サラセニアという地方病も多い。
血液疾患が多い地域なのだ。
モスルの病院では血友病の患者に、ファクターエイトを手にいれて注射している人がいたという。
トルコかシリアからのルートか。
モスルは、ISが支配しはじめたぱかりのころは物価は安かったが、
いまイラクから物流が途絶え、食べ物も水も足りず、とても値段が高くなっている。
一般市民は生活が苦しくなっているようである。

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