鎌田劇場へようこそ!(327)
「ボヤージュ・オブ・タイム」
製作は、ブラット・ピット。
語りはケイト・ブランシェット。
監督はテレンス・マリック。
大学で哲学を学んだマリックは、大学で哲学を教える傍ら、ジャーナリストとして活躍。
その後、映画の世界に転身し、カンヌ最高賞を受賞した「ツリー・オブ・ライフ」などを撮っている。
圧倒的な映像美。
宇宙のはじまりと、生命の誕生。
人間という不思議な生きもの。
臓器とそれをつなぐ血管。
なぜこの地球に命が生まれたのか、そんなことを考えさせてくれる映画だ。
映像という詩を体験しているような感覚がする。
見たことのない映像と信じられないくらい美しい映像の間に、自分流の言葉を埋め合わせてしまう。
宇宙、命、はじまり、おわり、そして再生。
ぼくたちの体に仕掛けられている137億年の歴史をたどる旅だ。
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