鎌田劇場へようこそ!(332)
「ライオン」
アカデミー賞の候補にもなっている。
5歳の男の子が列車で迷子になり、インドを横断してしまう。
施設に保護され、やがてオーストラリアの夫婦にもらわれていく。
それから25年、彼は養父母から大切に育てられている。
が、インドで本当の母やや兄が自分を探し続けていると思い、悩む。
自分は何者なのか。
主役のデブ・バデルがかっこいい。
母親役のニコール・キッドマンは美しい。
これは、インドで迷子になった少年が25年後、グーグルアースで故郷を探しだしたという実話。
自分の故郷の名前も間違って覚えていた。
自分の名前すら間違っていた。
5歳の記憶ってそんなふうに不確かなものなのだ。
ぼくは1歳10か月くらいのときに養子に出されたらしいが、何も覚えていない。
「ライオン」というタイトルがなぜついたのか、最後にわかる。
とてもいい映画だ。
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