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2017年3月22日 (水)

カマタの怒り(35)

トランプ大統領は、オバマケアを廃止するという。
廃止すると、2026年までに無保険者が240万人増えるという。
現状と合わせると、無保険者は520万人に上る。
オバマケアに問題があったことは事実だ。
日本の国民皆保険制度を真似したが、公的ではなく、民間の保険を使ったためコストがかかり、もうけているのは保険会社か製薬会社とよくいわれている。
オバマケアによって、たしかに無保険者は減ったが、国民も事業者側も負担が増えたと思われている。
それにしても、政権が変わるたびに、保険制度がガラリと変わるというのはとんでもない国だ。
共和党も民主党も、きちんと議会で議論して、大きく振れないようにすることが成熟した民主主義のあり方だと思う。
しかし、トランプさんに「成熟した民主主義」なんてないのだろう。
とにかく、オバマさんの作ったものは壊したいというだけだ。
オバマケアは大したものではないので、壊してもいいのかもしれないが、
トランプさんがもっとすぐれた医療保険制度をつくるとは思えない。
結局、お金持ちだけがいい医療を受けられるようになっていくのだろう。
そのことに、トランプを支持している白人低所得者層は気づいているのだろうか。

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