聴診器でテロと闘う(71)
イラクへ通い始めて15年、厳しい状況が相変わらず続いています。

脳梗塞を発症して4日目の人が、
入院する場所がなく
救急車で再び出てきた村へ戻っていきました。
左半身まひの老人でした。
もう一度ドクターを呼び、
「脱水を起こしているので
このままでは脳梗塞が悪化する。
1週間だけでも入院場所を探すべきでは」
と話しましたが、
埒があきませんでした。
イスラム国の砲弾を腹部に受け、
腹部の出血を止める手術は成功しまいしたが
同時に脊髄にまで破片が飛んで、
脊損になってしまった10歳の少年。
どうすることもできないことはよくわかりますが、
ハーゼルの難民キャンプで、
車いすの少年とお母さんは途方に暮れていました。
とんでもない状況が続いています。
この地になんとか
希望の光をともしたいと思っています。
チャイルドケアハウスもできました。
貧乏な避難民の人たちは道端に寝たりしています。
その人たちが泊まる場所もつくりました。
少しずつですが、改善させようとしています。
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