ほんの少し他人のことを
中学校の道徳資料集「わたしの築くみちしるべ」(信州教育出版社)に、
ぼくの「がんばらない」のやまねのばあの話が載っている。
やまねのぱあは、いつも人を大事にしてきた。
亡くなる間際も往診に行ったぼくに心配りをしている。
人に親切にしていると、つらい状況のときでも、まわりの人を笑わせたり、ほろりとさせたりする。
教科書は、自分のことばかり考えずに、まわりの人のことを考える大切さを、この話から読み取ってもらいたいようだ。
1年生の国語の教科書には「雪とパイナップル」が載っている。
ベラルーシの白血病の子どものために、雪の中、日本人の看護師がパイナップルを探すお話だ。
どちらも、だれかのために生きることの大切さを語ったつもりだ。
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