納豆で、脳卒中の死亡リスク減
岐阜県高山市の3万人の食習慣や健康状態を調べて、納豆の影響を調査した。
納豆をよく食べている人はそうでない人に比べて、
脳卒中の死亡率が32%少なくなっていた。
おそらく納豆に含まれる酵素ナットウキナーゼに、血液をさらさらにする作用があり、
脳卒中を減らしていると推測される。
血管が詰まる病気、心筋梗塞も若干、死亡リスクが下がる傾向が見られた。
納豆だけでなく、大豆食品もおおむね脳卒中を減らしていることがわかった。
この理由ははっきりしない。
糖質は血糖値を上げ、血管の慢性炎症を起こしやすくする。
大豆はタンパク質と繊維が含まれていて、血糖値を上げにくいので、
動脈閉そくを起こすような動脈の慢性炎症を起こしにくいのかもしれない。
とりあえず、納豆を週に2回くらい食べる目標をもってみたらどうだろう。
ぼくが地域包括ケアづくりのために、毎月通いだしている北海道の本別町には、
やまぐち発酵食品という納豆のメーカーがある。
手造り、手詰めにごわっており、6品くらいがあるが、どれもこれもおいしい。
本別のふるさと納税の返礼品にもなっている。
本別町は、認知症の人が自由に町のなかを散歩できる町づくりをしている。
おいしい納豆で自分の健康を守りながら、いい町づくりをしている地域を応援してみるのも方法だ。
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