鎌田劇場へようこそ!(335)
笑う101歳×2 笹本恒子 むのたけじ
むのたけじ
敗戦の時、ジャーナリストとして 戦争をやめられなかった自分の生き方を省みて新聞社を辞め、 故郷秋田へ戻り、週刊新聞「たいまつ」を発行し続けた、信念の人。101歳。
笹本恒子
同じく101歳。 女性初の報道写真家。
男と女の違い、そして発表の仕方の違い。むのたけじは 自分の意見を徹底的に語りかける。笹本恒子は、カメラの被写体を通して、時代や社会へメッセージを届ける。
おなじ101歳だが、笹本恒子は若い。むのたけじが、よぼよぼのおじいさんに見える。しかしむのたけじが話し始めると、圧倒的な迫力がある。
「いくつになっても現在進行形」と言う笹本恒子。
「死ぬとき そこが 生涯のテッペン」と言うむのたけじ。
とにかく笑い続ける。
どうしたら健康で長生きできるのか、どうしたら日本を良い国にすることができるのか、ヒントはこの映画の中にある。健康で長生きすることと、良い国にすることは、実はつながっているのだ。
・よく笑うこと
・自由に生きること
・言うべきことをいいタイミングで語ること
この映画、すごい。
6/3より全国順次ロードショー。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 再放送(2023.10.17)
- テレビ寺子屋「鎌田實・さだまさしSP対談」(2023.10.13)
- 鎌田流ブラックジャック論(2023.10.11)
- 「正解の無いクイズ」(2023.10.08)
- 遠くへ行きたい 2009年(2023.08.14)