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2017年4月13日 (木)

新・空気の研究4

首相夫人つきの政府職員が出したファクスは、ゼロ回答では決してない。
「現状ではご希望に沿えないようですが、引き続き当方としては見守ってまいりたい」
とはっきり書いている。
そして半年後には、8億円も安く国有地が売られるのである。
これは空気以外の何物でもない。
空気が支配しているのだ。

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森友学園の籠池さんは、日本会議の大阪の幹部。

日本会議というある種の思想を明確にすることで仲間意識をつくり、
その人たちが権利を独占したり、特別な利得を得たりする。
幼稚園の園児に教育勅語を暗記させるような教育をしていることにも、
はじめはおそらく、「勇気があってえらい」と思っていたのではないか。
そういう人たちが、籠池さんを応援し、十分な教育者の確保も出来ていない組織に、小学校の開校の認可を与えようとした。
結局、ぜんぶ空気だったように思う。
空気だから、どこにも証拠はない。
こんなことをやっていては、日本はとんでもない国になってしまう。
こういう時代になることを恐れ、2010年に『空気を読まない』(集英社)という本を書いた。
予想していたとおり、よどんだ空気はいっこうに晴れない。
そろそろ毅然と、「空気は、読まない」という意識をもつことが大事だと思う。

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