鎌田劇場へようそこ!(346)
「僕とカミンスキーの旅」
さすが、ボルフガング・ベッカー監督。
全世界で600万人が見た「グッバイ、レーニン!」の監督だ。
マティスにかわいがられ、ピカソにも評価され、一時期、脚光を浴びた盲目の画家カミンスキー。
スイスで隠遁生活を送る老画家の伝記を書こうと、ジャーナリストが野望をもつ。
82歳と32歳の旅が始まる。
カミンスキーがかつて愛した女性が生きている、その女性を探す旅である。
若いジャーナリストを演じるダニエル・ブリュールは、一発かましてやろうという、迫力のある演技。
とげとげしく、嫌味な男で、なんか笑ってしまう。
この映画には、共感できるような人物がひとりも出てこない。
みんな問題をもっている。
好きになれそうもない人ばかりが出てくるが、一本の映画としては、この映画が好きといってしまうほど、楽しくさせてくれる。
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