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2017年6月15日 (木)

新・空気の研究36

母校の都立西高の同窓会から頼まれ「地域医療と国際化」というテーマのパネルディスカッションに出た。
西高の同窓生に、三重県の志摩市民病院の江角院長がいる。
江角院長は34歳で院長になったというから、39歳で院長になったぼくよりさらに早い。
その彼のはからいで、現役西高生たちが研修をしたという。
離島で健康づくりなど、高校生が自立していろいろなことを考えながら、役に立つことを行ってきたと報告があった。

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江角院長は、西高時代、あと少しで退学というところに追い込まれていたそう。
西高の先生がたも来ていた。
不良学生ほど、先生がたにとってかわいいのかもしれない。
西高の先生たちの寛容さがなければ、鎌田も江角先生も今がなかったように思う。
ぼくは西高の後輩たちに、支配されるような人間になるな」と話した。
権力に支配されたり、空気に支配されたり、思い込みに支配されるような人間になるなという意味だ。
パネリストになった同窓生の医師たちは、みんな空気に支配されず、自分流の生き方をしていた。

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