新・空気の研究54
前川・前事務次官が、閉会中審査で、「規制改革のプロセスが不公平で不透明だ、
背景に官邸の動きがあったと思っている」と発言した。
だが、直接、指示を受けたという和泉首相補佐官を、与党は呼ぶことを拒否している。
さらに、前川前次官は、官邸と新聞記事は連動していると感じたという。
「私以外でもおこなわれているとしたら、国家権力とメディアの関係は非常に問題がある」
本当に、こわいことだ。。
監視されているということ。
そして、権力者にとって「いい子」でないと、暴露される。
共謀罪成立でさらに監視社会は強まっていくだろう。
森友学園の籠池さんは、権力にとって「いい子」だった。
教育勅語を子どもに暗唱させ、権力におもねった。
だから、格安で国有地の払い下げというご褒美を得た。
しかし、弓をひいた瞬間、籠池さんはすべてを失う。
タテ社会では、つねに忖度バカが発生する。
忖度することで、一時期ごほうびがもらえるが、一度、つまずくととんでもないしっぺ返しがやってくる。
そういう構造は、実はとてもこわい構造だ。
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