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2017年7月21日 (金)

新・空気の研究55

国連で核禁止条約が採択された。
しかし、米露などの核保有国、日本、韓国、オランダをのぞくNATO加盟国など核の傘に入っている国は参加しなかった。
世界は、核をもつ国ともたない国で、分断が深まっている。
時間をかけて、空気を変えていくのが日本の役割のように思う。
それには、唯一の被爆国である日本が、「核のない世界をつくる」という強い意思をもつことが大事である。

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G20サミットが開かれたが、ここでも分断の空気が支配していた。
アメリカ対19か国の対立が徐々に鮮明になってきている。
保護主義に対する強い対立。
地球温暖化対策のパリ協定に対しても、トランプは離脱を表明。
地球温暖化という「リアル」な現実を、「フェイク」と思っているようだ。
日本は、「地球の環境を守る」という空気をもっと積極的に世界に広める必要があると思う。

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