新・空気の研究69
ギリシャの哲人プラトンは「国家」のなかで、
「国家は最高の道徳」といい、「正義」が人間を幸福にするといっている。
安倍さんはこの道徳や正義から離れだしているように思う。
親友の加計理事長の大学の学部新設について、
議論の進行は副議長に任すとかするのが、せめてもの正義ではないだろうか。
忖度バカの官僚や一強になびこうする政治家には
「国民にとって何が必要なのかを考えて議論してほしい」と言って、
親友の大学については議論から外れることが正しい選択だったのではないだろうか。
安倍さんが「悪いな、おれが首相をしている間は何もしてあげられない」と親友に言ったなら、
歴史に残る首相になったと思う。
「国家は最高の道徳」という言葉を、安倍さんは忘れないでほしいと思う。
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