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2017年8月18日 (金)

新・空気の研究78

97歳のトシさんから手紙がきた。
「昭和の終わりの頃、先生に、2年もお風呂に入っていない人がいるから、
この人たちをお風呂に入れちゃおうと言われたのが、今のデイサービスのほんとうの始まりでした。
それから先生についてボランティアをしていましたが、
いま私は「ふれあいの里」のデイサービスのお世話になっています。
ときどきテレビではお顔を見ますが、そんなときはみんなで先生の話をしています。
いつでもとても近くに感じています。
一度でいいから会いたいと思い、手紙を書きました」
ちょうどショートステイを利用しているというので、
早速、トシさんに会いに行った。

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諏訪中央病院を中心とする地域包括ケアは、トシさんのような人がたくさん応援してくれた。
そして、日本で初めての高齢者を対象にしたデイケアが行われた。
楽団もつくった。
手や足の不自由な人にカスタネットなどをたたいてもらい、演奏会をした。
たくさんの人が見に来てくれるようになり、厚生労働省の人の目にとまり、政治家も見にきて、それが制度になったのだ。
一部の政治家や官僚のなかには、自分のことしか考えない「忖度バカ」がいるが、
この国をよくしたいと思っている人たちはまだまだたくさんいる。
あきらめないで、空気をかき回し続けていくしかないと思う。

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