新・空気の研究91
一強の首相は、モリカケ問題の追求から逃げるために衆議院を解散した。
その理由を無理やり、消費税の使用目的を変えることに対して、国民に信を問いたいという。
そんなのは選挙でやる必要があるのか。
借金返しの分を、教育費に充てると公約したことによって、
日本の基礎的財政収支の均衡も先送りになり、いよいよ日本経済は厳しい状態を迎えようとしている。
さらに50年先のエネルギー問題の「絵」がまったく描かれていない。
化石燃料の限界は見えている。
しかも、原発は「安くて安全」ではなく、それで儲けようとするのは無理。
フランスのアルバは、経営が簡単ではなくなりだしている
それに安倍さんは気が付いていない。
希望の党は、原発ゼロをどう具体的にすすめていこうとしているのか、
エネルギー政策をどう考えているのかによって、大きく政局が動いていく可能性がある。
現実を直視せず、その場しのぎで空気を読みあっていても、時代は待っていてくれない。
| 固定リンク