夢があるということ
さだまさしさんから「恵百福 たくさんのしあわせ」が送られてきた。
最新のアルバムだ。
9月6日にリリースされた。
「詩歌唄」は面白い。
「海賊に憧れたことは無かった
ヒーローにも憧れない子どもだった」
こんなふうに始まる。
歌手になって、あこがれの無人島を買った。
「詩島」と名付けた。
なんと、この島には伊能忠敬も来たこともある。
海を汚したくないから浄化槽をつくるが、島の値段より高くついた。
その後、借金を担っていく話が歌われていく。
再び、ロビンソンクルーソーに戻る。
島で仲間たちと釣りをしたり、暖炉に火を入れたり。
このロックンロールがなかなかいいのである。
「喜びは数えない
悲しみも数えない
泣けるだけ泣けたら
それでよいと思う」
という「潮騒」もいい。
「忖度という病」について考えているとき、「詩島唄」を聞いた。
忖度という病にならないためには、自分の夢をもっているかどうか、
自分の世界観がきちんとあるかどうか、
ここが大事なような気がする。
官僚や政治家になったのは、この国をいい国にしたいという思があったはず。
弱い人のために役立つ人間になろうと思っていたはず。
権力におもねる忖度なんてしている暇はないのにな。
弱い人へのまなざしをもってほしいと思いながら聞いた。
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