カロリー制限より筋肉をつけよう
カロリー制限で若返りが可能という論文が出た。
2009年のウィスコンシン大学の論文だ。
40%のカロリーをカットした超低カロリー食で飼育されたアカゲザルは寿命が延びたという。
それに対して、2012年アメリカの国立老化研究所が科学雑誌ネイチャーに発表した論文では、ウィスコンシン大学の論文についてこう反論している。
使用された餌は糖分が多く、精白された人工的なものが多かったので病気になりやすかった。
それを減らしたために、少し健康がもどったと考えたほうがいい。
だから、カロリー制限は寿命や見た目に影響はしてない、というのが国立老化研究所の主張である。
ぼくは、43年間、健康づくりをしてきて、健康づくりのプロフェッショナルだと自負している。
そして、一貫して、一日一食飢餓療法とか、無理なカロリー制限は人生を楽しくしないからダメと言ってきた。
そして、一貫して、一日一食飢餓療法とか、無理なカロリー制限は人生を楽しくしないからダメと言ってきた。
ぼく自身、最近6キロ落としたが、無理なカロリー制限はしていない。
トンカツもよく食べに行くし、焼き肉屋には週1回は行く。
カレーも好きでよく食べる。
ただし、トンカツ屋さんではご飯をなしにして、キャベツのおかわりを2回、カレーはご飯を半分にしてもらっている。
とにかく、皮下脂肪を減らして、筋肉量を増やすことにこだわってきた。
講演会ではこのごろ、会場のみんなに立ち上がってもらって、鎌田式のゆっくりスクワットなどをしてもらって、毎日やろうと呼びかけている。
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