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2017年10月20日 (金)

新・空気の研究101

肥大化した内閣官房は、集団的自衛権の解釈変更や、安全保障政策、
働き方改革、女性活躍などの成長戦略など、次々に目玉をつくっていった。
女性活躍や介護離職ゼロ、待機児童ゼロなど、ほとんどがスローガンだけで終わっている。

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首相官邸に大きな権力が集中することは、力学的には仕方ないことかもしれない。
しかし、一強になって「帝国」になってはいけないのだ。
権力に対して、反対意見を述べやすいようなシステムがあることが大事。
言うべきときに、言うべきことができる人間がいること。
権力の暴走を防ぐチェック機構がないといけない。
透明性を高くし、開かれた関係をどうつくるかが問われている。

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