答えのない問
廣済堂あかつき書店から出ている小学校道徳教科書「道徳6」に、
ぼくの文章が掲載されています。
「『がんばる』はぼくの宿題」
ぼくの「がんばりましょう」という何気ない言葉が、患者さんを泣かしてしまったことがあります。
「先生、もうこれ以上がんばれません」
教科書では、「答えのない問」として、
その後、鎌田医師はどうしたのか?
人を思いやることであらためて考えたことや、気付いたことはありますか?
など、子どもたちに問いかけています。
正解は一つではありません。
一人ひとりみんなが想像を働かせて、考えてみることが大切です。
いろんな意見があっていいのです。
ぼくたち大人だって30年ほど前は、「がんばらない」なんて許されない時代がありました。
がんばったり、がんばらなかったり。
大切なのは、あきらめないことです。
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