鎌田劇場へようこそ!(359)
「プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード」
1787年、天才音楽家モーツァルトは「フィガロの結婚」が話題を呼び、プラハに招待される。
そこで若き歌姫スザンナと出会い、恋に落ちる。
スザンナは、彼女に一目ぼれしたサロカ男爵から結婚を申し込まれる。
しかし、彼女は妻帯者のモーツァルトと恋に落ちるのである。
この三角関係のなかで、スザンナは命を落とす。
モーツァルトは恋に悩みながら、プラハ滞在中「ドン・ジョバンニ」をつくりあげる。
実は「ドン・ジョバンニ」は、ドン・ファンの物語に、自分たちの三角関係を重ねたものであり、
モーツァルトが傷心のなか、スザンナのためにつくった愛のレクイエムであることがわかってくる。
モーツァルトを演じているアナイリン・バーナードがすばらしい。
イギリスを代表するスタッフとキャストが結集し、魅惑的な映画になった。
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