怒りの梅沢富美男
介護セミナーのスペシャルゲスト、梅沢富美男さんは、とにかく面白い。
ボランティアでご夫婦で郡山にやってきて、鎌田と3人で「わがままのつながり方」というトークショーをした。
鎌田もかなりわがままだけれど、梅沢富美男さんはぶっちぎってわがまま。
それがいい。
「下町の玉三郎」と言われて、「夢芝居」が大ヒット。
多い月には40本、テレビに出ているという。
いちばん大事にしているのは舞台で、「テレビなんていつだめになってもいい」と思っている。
年間100日以上は、梅沢一座の座長として芝居や歌謡ショーをやっている。
休む間もない。
とにかく言いたいことを言う。
おかしいと思うことには、異を唱える。
「震災が福島でよかった」という政治家に対しては、怒りに怒った。
怒りの梅沢富美男だ。
座員への差し入れとして、ハンバーガーやコーラなどを40個ずつ頼んだら、
ショップの店員から「お店で食べていかれますか」と聞かれた。
マネジャーと2人で買いに行ったのに、そんなに食べれるか、とぶちぎれた。
マニュアルどおりに仕事をするな、もっとプロの仕事をしろ、といいたいのだ。
このことを書き込むと、ネットで炎上したという。
静かに黙って、「持ち帰ります」と答えればいい、というのだ。
「ジジイがこういうことを言わなくって、日本はダメになってきた」と梅沢さんは言いたいようだ。
とにかく、言うべきことを言うのが彼のスタイル。
それでいて、とてもやさしい。
梅沢富美男にホレた。
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