減塩高野豆腐
健康食品として、高野豆腐をすすめてきた。
レジスタント・タンパクが多く含まれるため、中性脂肪やコレストロールを減らす作用があり、
血糖値の上昇も緩やかにする。
なおかつタンパク質も豊富に含まれているので、
鎌田がこのところずっと主張している「タンパク質をとって、貯筋(ちょきん)しよう」というのにぴったり。
このように高野豆腐は優れた健康食品だが、タンパク質を固定するために、少し塩が使われている。
高野豆腐メーカーの旭松の社長に、「これくらいの塩ならかまいませんか」と聞かれ、
「健康食品だから、知らない間に塩分をとってしまうのはあまりいいことではありません」と答えた。
旭松では、その点を改善し、減塩高野豆腐を開発した。
食塩相当量の95%低減を実現し、その普及活動が評価され、厚生労働省健康局長優良賞を受賞したという。
とてもうれしいことだ。
ぜひ、多くの人に、減塩高野豆腐を食べてもらいたい。
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